「ホットはちみつジンジャーレモン」の作り方

妊活レシピ

妊活女性の大半は冷え性と言われています。身体が冷えると血流も滞り子宮や卵巣などに栄養素が十分に行き届きにくく生殖器官にも影響があります。日頃の生活のなかで冷えを予防していきましょう。

今回は「抗酸化作用」を含むレモンとはちみつ、「冷え」に効果的なしょうがを使った定番の「ホットはちみつジンジャーレモン」をご紹介します。ポカポカの体でホルモンバランスと子宮環境を整えましょう。

ホットはちみつジンジャーレモンのレシピ紹介

はちみつの甘味、レモンの酸味が加わり、生姜の辛みはあまり気にならないドリンクです。さわやかなレモンと生姜の香りが心身ともにリラックスさせて、生姜の効果で身体が温まります。濃さはお好みでお湯を足して調整してくださいね。
ご自宅でのリラックスタイムに、ご夫婦でほっと一息つくのはいかがでしょうか。

ホットはちみつジンジャーレモン-完成

 

材料(2人分)

  • レモン汁…大さじ3
  • レモンのスライス…2枚
  • はちみつ…大さじ3
  • しょうが 一片 8g
  • 熱湯360㏄

ホットはちみつジンジャーレモン-材料

レシピ

  1. ショウガをすりおろす。
    ホットはちみつジンジャーレモン①
  2. 2つのカップに半量ずつ入れて、はちみつと混ぜ合わせておく。
    ホットはちみつジンジャーレモン②
  3. 熱湯を注いでよく混ぜる。
  4. レモン汁を絞り、加えてよく混ぜて、レモンの輪切りを乗せて完成。

カロリー 108kcal(1杯分)

作り方のポイント

今回のレモンは国産のものを使用しています。塩を表面にかけてこすりつけて、流水でしっかり洗い流しましょう。外国産のものは防かび剤を使われているものが多く、表面を洗い流すだけでは取り除くことが難しいため、国産のものを選ぶと安心です。

国産のレモンが手に入らない場合は、レモンスライスを浮かべずに、レモン汁を少し多めにしてください。市販のレモン汁を使う場合は、大さじ4杯と少し多めにするとしっかりレモンの風味ンを感じることができます。

レモンに含まれる栄養素

レモンには100gあたり、ビタミンCが100㎎含まれいます。ビタミンCには抗酸化作用があり、卵子や精子の老化を防止する効果が期待できます。また、免疫力を上げ、疲労回復、肌荒れにも効果的です。

レモンにはビタミンEも含まれ、卵子の質の改善や、ホルモンの働きに関わります。ビタミンCと共に摂るとことでビタミンEの働きを手助けします。パントテン酸は三大栄養素の代謝、疲労回復効果、ストレスへの適応を助けます。

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しょうがに含まれる栄養素

しょうが特有の辛み成分には、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンと3つの種類があります。ジンゲロールは生の生姜に多く含まれ、強い殺菌作用があります。

ジンゲロールが加熱された際に生成されるのが、ショウガオールとジンゲロンです。ショウガオールはジンゲロールよりも血行促進作用が強く、血流を良くして冷え性の改善や低体温に効果的です。

更に加熱時間が長くなると、ジンゲロンが生成されます。冷えが解消されると子宮への血流がよくなるため、妊活中はしょうがを積極的に取り入れたいですね。

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はちみつに含まれる栄養素

はちみつには、パントテン酸、カリウム、ナイアシン、ビタミンB6、鉄分、葉酸など数多くの栄養素が含まれているスーパーフードです。

はちみつに含まれるグルコン酸やオリゴ糖には整腸作用があり、免疫力をアップする効果が期待できます。

ナイアシンは毛細血管を広げ冷えを改善する効果があります。ビタミンB6は血液や血行を健康に保つ作用のほか、葉酸の吸収を助けるなど補酵素としての役割もあります。子宮内膜の材料にもなる鉄分も補えます。

はちみつは砂糖よりカロリーが低く短時間でエネルギーに変わるため、妊活中の体重管理にもおすすめの糖分です。

しょうがとはちみつでポカポカの妊活ライフを

今回のレシピは定番の「ホットはちみつジンジャーレモン」をご紹介しました。しょうがとはちみつパワーは「身体のさび」「冷え」に効果的です。高温期を維持するためにも温かい飲み物を意識して飲みましょう。

今回は生レモンと生しょうがを使いましたが、市販のレモン汁としょうがパウダー(しょうがチューブ)でも代用できますので常備しておくといいですね。

執筆監修者:野間千晶(管理栄養士)