「とろろめかぶ納豆」の作り方

低温期の食事

妊活をスムーズに進めるためには、男女ともにエネルギーを充実させて、元気に過ごすことが大切です。
もし、最近なんとなく元気がなく、エネルギー不足を感じていたら、ぬめりのあるネバネバ食品を食べるのがおすすめです。

今回ご紹介するレシピは、ネバネバ食品の長いも、めかぶ、納豆が一度にとれる小鉢です。
長いもは、別名「山のうなぎ」といわれるほど滋養強壮効果が高く、精がつく食べ物としてよく知られています。海藻のめかぶは、男性の元気を高める作用があり、納豆は女性
ホルモンを補う作用があるので、3種類のネバネバを組み合わせると、男性、女性どちらにとっても、妊活のエネルギーアップに役立ちます。

ネバネバ食品は妊活に良い栄養素が豊富なので、ぜひ、積極的に食べるようにしましょう!

とろろめかぶ納豆レシピ紹介

長いものとろろ、めかぶ、納豆のネバネバトリオを混ぜていただく、栄養満点の一品。
ごはんや冷奴、ざるそばにかけても美味!つるっとした食感で、食欲がない時の朝食にもぴったりです。

とろろめかぶ納豆-完成

材料(2人分)

  • 長いも…100g
  • めかぶ(味付き)…1パック(50g)
  • 納豆…1パック(50g)
  • しょうゆ…小さじ1程度
  • ゆずこしょう…お好みで

とろろめかぶ納豆-材料

レシピ

  1. 長いもは皮をむいて、すりおろす。
    納豆は添付のたれと混ぜ合わせる。
    とろろめかぶ納豆①
  2. 器に①の長いも、納豆、めかぶを盛り付けて、ゆずこしょうを添える。
    しょうゆをかけて、かき混ぜていただく。
    とろろめかぶ納豆②

エネルギー  88kcal(1人分)
食塩相当量  0.6g(1人分)

作り方のポイント

  • めかぶ、納豆の味つけによって、しょうゆの量は加減して下さい。
  • 長いもをすりおろしたあとに、手がかゆくなってしまったら、少しの酢を入れた水に手を浸すとかゆみが和らぎます。
  • ごはんにかけて食べるのがおすすめですが、まぐろの刺身もプラスして、まぐろとろろ丼にしても、豪華でさらにおいしいですよ!

長いもに含まれる栄養素

長いもは、カリウム、ビタミンB1、ビタミンC、コンドロイチン硫酸などの栄養素が含まれています。
独特のねばりに含まれる成分には滋養強壮効果があり、ビタミンB1は、疲労回復やスタミナ不足を補う作用があるので、妊活中のエネルギーアップが期待できます。
豊富なカリウムは、体内の水分バランスを調整して利尿作用を高め、むくみの解消や高血圧予防に役立ちます。
ジアスターゼなどのでんぷん消化酵素を多く含むので、ごはんと一緒に食べると消化を助け、胃もたれを防ぎます。

山いもで妊娠力アップ!妊活中の栄養・レシピ解説
山いもにはたんぱく質の代謝に関わるムチンの他、妊活に欠かせないカリウム、ビタミンB1、ビタミンCなどの栄養素が豊富です。山いもに含まれる栄養素の解説をはじめ、食べる時の注意点、相性の良い食材や山いもを使ったレシピなどをご紹介しています。ぜひ妊活中の食事の参考にして下さい。

めかぶに含まれる栄養素

めかぶは、わかめの根本の部分で、ネバネバとした食感が特徴です。
ねばりに含まれる水溶性食物繊維のフコイダンやアミノ酸のアルギン酸は、腸内環境を整える効果とともに、精力アップや精子の質を向上する効果も期待できます。
ミネラル類も豊富で、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの栄養素が含まれています。

納豆に含まれる栄養素

納豆は、たんぱく質、ナットウキナーゼ、イソフラボン、カルシウム、コンドロイチン硫酸、葉酸などの栄養素が含まれています。
「畑のお肉」といわれるほど良質なたんぱく質が豊富で、妊活中に大切なからだの基礎づくりに役立ちます。
イソフラボンは、女性ホルモンのバランスを整える作用があり、ナットウキナーゼは血液をサラサラにして血行を良くし冷えを解消します。

妊活中に納豆を食べる理由!妊娠力アップのレシピも紹介
納豆には妊娠体質に必要なタンパク質が豊富です。女性に嬉しいイソフラボンやカルシウム、葉酸もたっぷり。納豆に含まれる栄養素の解説をはじめ、食べる時の注意点、相性の良い食材や納豆を使ったレシピなどをご紹介しています。ぜひ妊活中の食事の参考にして下さい。

【妊活】ネバネバ食品でエネルギー補給!精力アップを

『とろろめかぶ納豆』は、長いもの滋養強壮や疲労回復効果、めかぶの精力アップ効果、納豆の女性ホルモン調整やたんぱく質補充など、妊活に役立つ栄養素がたっぷりのネバネバ食品3種類が一度にとれるレシピです。

なんとなく元気が出ない時は、ネバネバ食品を組み合わせて食べてみてはいかがですか?

執筆監修者:山田由紀子(管理栄養士)