「いかとセロリの生姜炒め」の作り方

低温期の食事

妊活中は、ささっと作れて体にもいい、そんな料理を作っておきたいと思いますよね。

しかし、いつも炒めるのは豚肉や鶏肉を使ったものだったり、魚料理もハードルが高いな…なんて思うことありませんか?

今回は、たんぱく質がしっかり摂れて脂質の少ないという嬉しい食材、「いか」を使ったレシピをご紹介します。

いかとセロリの生姜炒めレシピ紹介

いかは、様々な種類がありますが、今回は一般のスーパーでよく売られている「するめいか」を使ったレシピです。
あらかじめボイルしたものを使えば、火が通っていて安心して食べることができます。

それに合わせるのが、香りが特徴的な「セロリ」と「生姜」です。
セロリはあまり食べる機会がないかもしれないですが、低カロリーな食材でむくみ対策にはぴったりです。

オイスターソースを絡めて炒めるので、味や香りが苦手な方でも食べやすい味付けになっています。
フライパンひとつでできるので、今日の夕飯の一品にいかがでしょうか?

材料(2人分)

いかとセロリの生姜炒め-材料

  • いか(ボイル)…200g
  • セロリ…1本
  • 生姜…1片
  • ごま油…小さじ1
  • オイスターソース…大さじ1

レシピ

  1. 生姜は千切りにする。
    いかとセロリの生姜炒め①
  2. セロリは筋を除き、1cm幅に斜めに切る。
    いかとセロリの生姜炒め②
  3. フライパンに生姜、ごま油を入れて中火で熱し、イカを加えて強火で炒める。
    いかとセロリの生姜炒め③
  4. セロリを加えてさっと炒め、オイスターソースを加える。
    いかとセロリの生姜炒め④
  5. ソースが全体に回ったら火を止めて器に盛る。
    いかとセロリの生姜炒め-完成

作り方のポイント

生姜とごま油は火をつける前にフライパンに入れましょう。
一緒に熱することで香りが立ちます。イカは固くなりやすいので、炒めすぎには注意してください。

オイスターソースを加えて味わい深く仕上げました。
オイスターソースは焦げやすいので、加えたら目を離さないように注意してください。

カロリー:112kcal

いかに含まれる栄養素

いかは、高タンパク質、低脂質な食材のひとつです。

体を作る上で必要なたんぱく質ですが、食材によっては脂質が多く含まれているものもあります。
その点では、いかは優秀な食材といえます。

また、うま味のもととなっているタウリンを多く含んでいます。
これは、よく栄養ドリンクに含まれている栄養素の一つで、疲労回復に効果が期待できます。

不足しがちな栄養素である亜鉛も、いかには含まれています。
亜鉛はホルモンに関係しており、子宮の環境を整えるうえで大切な栄養素です。
妊活中からしっかり摂っておきましょう。

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セロリに含まれる栄養素

古くから万能薬として使われていたとされているセロリには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
100g当たりのカリウムの量はスイカやきゅうりよりも多く含まれています。
体から余分な塩分を出してくれ、むくみや血圧を下げてくれます。

また、「キャベジン」と呼ばれているビタミンUを含んでいます。
これは胃の粘膜を修復したり消化を助けてくれる栄養素です。
夏に食欲が落ちてしまっている日は、セロリを食べるのがおすすめです。

特有な香りがするセロリですが、精神を落ち着かせる効果があるといわれています。
妊活でイライラしてしまったときには、少し香りをかぐのもいいかもしれないです。

このような特徴のあるセロリは1年中スーパーに並んでいる野菜ですが、料理に使うのには少しハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか?

今回のレシピのようにさっと炒めたり、煮込み料理に入れるのがおすすめです。

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生姜に含まれる栄養素

体を温める効果が期待できる生姜は、生で食べるよりも加熱するか乾燥させてから食べるほうが良いとされています。

生姜に含まれている辛み成分、「ジンゲロール」は、加熱することで「ショウガオール」という成分に変化します。
この、「ショウガオール」が体を温めたり、血行を良くしてくれるため、生姜は炒めたりスープに入れて使うのがおすすめです。

妊活中の冷えは敵なので、生姜をたっぷり入れて、体を温めましょう。

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いかとセロリで体も喜ぶ♪

今回の嬉しい食材ポイントは、

  • いかは高たんぱく質、亜鉛でホルモンバランスを整える
  • セロリはむくみ対策にぴったり
  • 生姜は加熱することで体を温めてくれる、です。

たんぱく質やビタミン・ミネラルをしっかり摂取できるだけではなく、セロリでイライラを落ち着かせて、生姜で体を温めるという妊活中の方には嬉しいレシピだったのではないでしょうか?

赤ちゃんを迎えるために必要な栄養素を意識することも大切ですが、まずは自分がリラックスした状態であるのも大切なことかもしれません。

ぜひ、今回のレシピを参考にして、おうちでも作ってみてください。

執筆監修者:宮﨑奈津季(管理栄養士)